建つ前なのに⁈既に判明している後悔ポイント5選




いらっしゃいませ♪
松本彩可です。
我が家は泉北ホームの「プレミアムパッケージ」+「プラスサーモ」仕様です。
今回は「家が建つ前の現段階において、すでにある後悔ポイント」のお話をします。
家づくりのためにいっぱい勉強しましたが
それでもやむを得なく諦めたことや、あれは悪手だった…と思うところが出てきてしまいました💦
皆さんには避けられるものは避けてもらいたいので、ぜひ参考にしてほしいと思います。
大きく5つあるので、原因と改善点があればそれもお話しします。
後悔ポイント5選
どんな事柄においても「完璧」というのはとてもハードルの高い言葉です。
家においても、いくら高価なモノだからとはいえ
「完璧」を目指したいとなると、それ相応の潤沢な資金やありあまる時間が必要になるでしょう。



我が家は至りませんでした
大半のお家がどこかしらに後悔を抱えてると思います。
もちろんその後悔が「住んでいられないレベル」なら大問題ですが
今回ご紹介するのは、そこまでのものはございません。
そんなのが建てる前から分かっているなら建築中止しますからね(苦笑)
我が家での惜しいな~というポイントがあるのでご紹介します。
- 変形地を選んだこと
- 太陽光発電
- 無垢の床材
- 和室(畳)
- 自分で考えた間取り案の先出し
大きく分けるとこの5つです。
変形地を選んだこと
我が家の選んだ土地は、旗竿地がかわいいレベルの変形地です💦
そのおかげで立地の割に安く、しかも建築条件を外せて購入できた土地なので良かったのですが
あんまりにイビツなため、入るお家の形がほぼ確定されてしまいました。


デッドスペースも出来てしまって
室外機やエコジョーズを置くことくらいしか出来ないし狭さだし
なにより普段の管理が行き届かなそうで心配です。
プラスサーモで対処?
さらに、お隣さんとの距離が近く
軒の出を確保出来なかったのも辛いです。


450・500・1番長いとこでやっと700です。



プラスサーモにしたのもこれが1番の要因です
泉北ホームプレミアムパッケージにつけられる「気密断熱を向上させる」オプションです
高気密・高断熱を目指すならまずは「窓」で
これは守ったんですが
次に大事な「屋根」がだいぶミスってしまいました💦
自分が調べた中では軒の出900がベストでした。
なぜ軒の出が必要かというのは
- 日射を遮る目的
- 外壁の保護
という観点からですね。


外壁の保護は…諦めたものとして(苦笑)
プラスサーモにすることで遮れない夏の日射からの熱を低減することはできたと思います!



そんな土地やめた方が良かったんじゃ?
と、思われるかもしれませんが
それを差し置いてもメリットが勝ったから、この土地のまま計画を進めたんですね。


なので、後悔はかなりありますが最終的には納得しています。
分譲地の一画で売れ残っていたことにも納得しています(苦笑)
太陽光発電


太陽光発電は間取りを考える前までは、かなり前向きに検討していました。
ただ先ほどの土地の制約もあり
- 家の建つ方角
- 屋根の形状
- 電気ガス併用になったこと
色々積み重なって、太陽光パネルを乗せてもほとんどメリットがない状態になり
あえなく断念しました。



メリットがないなら後悔する必要ないんじゃ?
確かに「我が家」においてはそうなってしまったんですが
太陽光発電を上手く活用できれば日中は電気代を気にせず過ごせるし
なにより地球に優しいですよね✨
我が家はガスも電気も駆使して人間にはメチャクチャ快適になる予定ですが
地球にはまったく優しくない!というのがすこし後ろ髪引かれます💦
太陽光発電を考えている方は、屋根の形状とパネルを乗せられる面積が一番重要になるので
間取りを考える前に設計担当に伝える必要がありますね。



太陽光発電の導入には
コストがとてもかかるので
その辺もよく考えた上で採用しましょう
無垢の床材
我が家の床材は「DAIKEN」の「MYフロア」という
シート化粧タイプのフローリングを採用しました。
複合板で構成されていて、1番上の見える部分が木目調や石目調のプリントを施したものです。


それに対して
無垢材というのは1枚板で出来ていて
木そのものの風合いがあるものです。
無垢材を扱っている会社も泉北ホームの標準仕様内で選べたんですが
「WOOD ONE(ウッドワン)」の「ピノアース」というものに限られていたんです。


「ニュージーパイン」という「針葉樹」でできていて、ショールームに行った時に体感しましたが
見た目にもぬくもりがあり、肌触りもとても心地よかったです。



これは採用したい!
…と強く思ったんですが
どうしても小さな怪獣(息子)の顔がよぎります。
無垢材の傷は味!
木は「針葉樹」と「広葉樹」という分類があり
- 「広葉樹」の方が固く
- 「針葉樹」の方が柔らかい
とされていて
ピノアースが肌触りいいと感じたのも「柔らかい」おかげなんですね。
そして、その柔らかさは傷つきやすさにも比例します。


A


B
↑これはピノアースのサンプルをもらって、ハサミだのブロックだのを落としてみて(A)
その後、水を含ませたりアイロンを当てて修復を試みた(B)時の画像なんですが
日常的にありえそうな範囲で行って、このへこみ具合だったので
自分は許容できない、と感じました。
毎分レベルで怪獣の餌食になりそうです(苦笑)



床は傷付くもの!
味だよ味!
という心の広い方なら気にならないんでしょうが
自分は狭かったです💦


↑これは我が家の玄関ホールに採用した床材(シート化粧タイプ)ですが
大人がハサミを床に向かって投げつけたり
ブロックの角でガンガンやってのこの状態なので
普通に扱っていたらここまでにはならないと思います。
でも、せめて
広葉樹の無垢材は採用できないのか?
するとしたら金額はいくらか?は聞いておけば良かったと思います。
金額によっては前向きに検討したかったですからね。
和室(畳)
DAIKENのショールームに行った時に飾られてた畳コーナーをみて





かわいい!畳は我が家にもぜひ取り入れたい!
と思っていて
実際間取り案の途中までは畳コーナーを設けていました。
リビングの大半を畳にして
ラグ代わりにしよう!と想定して間取りを考えていたのですが
そうすると、そこはもう「リビング」以外に使えないし
テレビやソファを置く位置も大きく固定されることになります。
あと、畳部分には床暖房が入らないというデメリットもありました。
畳は何かと便利
我が家のLDKは16帖ほどしかなく
個別に和室を作るほど家の大きさにも余裕がなかったので
畳は諦めることにしました。



お泊りする時に用意しておくものが布団セットだけになって
コンパクトに済むので、なんとか設置したかったなぁ
我が家で誰かがお泊りする必要が出来た時は
折り畳みのすのこやウォーターベッドのような普段はコンパクトに収納できるものを採用したり
必要な時だけレンタルするかってことになりますね。
ずっと畳に敷布団生活だったので
完全ベッドになるのが今から少し不安です💦
自分で考えた間取り案の先出し
間取りに関する記事 でも触れたのですが
自分はとにかく理想の間取りの家に住みたい!という思いが強く



自分で間取り案を作り出してやる!
と意気込んで、本当に間取り案を作ったんです。




…こんなレベルのやつですが(苦笑)
これを、営業担当や設計担当が間取り案を考えてくれる前の段階で



理想の間取り考えて来たんですよね~
と、意気揚々と見せたもんだから
そりゃ…ほとんどこの通りになりました☆
客が一生懸命考えたものを無下にできないですもんね…
プロに任せることの大切さ
土地の形で家の形がある程度固定されたってのもあり
もしかしたらこれが最適解の可能性も捨てきれませんが
無からの状態で、プロが考えてくれた案を見てみたかった。
というのは2度と叶わぬ夢になりました…。



タイムスリップしてこの時の自分張っ倒したい…(切実)
これは100%自分が悪いせいもあり、1番後悔しています。
営業担当や設計担当が作った間取りをみることで
その人の力量も図れますし
自分たちと考え方・思想が合うかとか
とにかく情報源の塊だったんですよね。
ここはプロの意見を信じましょう!
自分だけで考えると絶対に思想が凝り固まってしまいます
なので、皆さんは
まずは営業担当や設計担当が出してくる最初の間取りを見るまでは
最低限叶えてほしいことだけを伝えて、細かいことは後から修正していく
という流れの方が、お互いがお互いのことを知れていい関係を築けると思います。



現在の住まいの間取りを描いて、不満点を伝えるのはGOOD!
Twitterのフォロワーさんが教えてくれました。
これならプロ目線のアイデアも見れて、自分の不満も解消できるので一石二鳥ですね!
少しでも後悔をなくすために
誰しも後悔なんてできればしたくないですよね。
なので、私のブログも大事ですが!(笑)
他の施主さんもブログや動画サイトでたくさん情報発信してくれてますので、上手く活用しましょう!



完璧を求め過ぎず!妥協をし過ぎず!
この塩梅がとっても難しいんですが
身の丈に合った家になれば今より生活の質が上がること間違いなしですよ!
自分も後悔ポイントはありますが
最終的には「身の丈に合っている」と感じるので
そんなちょっと未完成な我が家がむしろ愛おしいです(笑)



人間も少しくらいは欠点ないとね☆
限られた予算でどれだけ遊べたか
が、満足度に繋がると感じます。
まとめ
- 現状の後悔ポイントはあるものの、本人的には納得している
- 間取りを施主から先出ししてしまった件は1番後悔が大きい
- 既に建てた人の後悔ポイントを活かす
- 限られた予算で身の丈に合った家を目指せば満足度が高まる
実際建ってからは別の後悔ポイントが見つかるかもしれませんが
その時は甘んじて受け入れ、また皆さんにもお伝えしたいと思います。



当ブログにおいては
間取りはまずプロに任せる!
ということを強く推しておきます
我が家の間取りを全く知らないプロに作成してもらうことも可能ですが
…もう決まった後なので怖くてできません(苦笑)
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